婚活を始め、マッチングし、メールのやり取りをする人数や会う人数、さらには会う回数が増えるに連れて「切りたいけど切れない」そんな悩みが出てくると思います。
特に真面目な方や優しい方に多い悩みかもしれません。
この婚活におけるお断りの連絡「お断りメールの書き方」や「お断りメールのサンプル」、さらには「そもそもお断りメールなんて送る必要があるのか?」について僕の事例も踏まえてまとめました。
「断るならしっかり伝えるのが誠意」それもわかりますが現実はちょっと違うかもしれません。僕の場合は違いました……。
目次
婚活にはFO・COは付きもの!当たり前だと認識する
FOはフェードアウトのことで徐々に連絡頻度を落とし自然消滅させることです。COはカットアウトのことでキッパリと関係を絶つことを意味します。主に面接直後(会った直後)の即切りやブロックなどがCOですね。どちらも婚活・恋愛で使われるネットスラングです。
勘のいい人ならお気付きだと思いますがこんなネットスラングが生まれていることからもわかるように婚活ではFO・COは日常茶飯事でごくごく自然、当たり前のことなんです。
初めのうちは「相手に悪い」と思ってなかなかFOもCOもできませんが婚活を進め何人もの女性とやり取りをしたり、実際に会うようになると当たり前のことだと身をもって知ることになるはずです。

……………。
とは言っても人によっては気にするし、何度も会った女性にはしっかりとお断りの連絡を入れたいと考える方もいると思います。そんな方は「お断りメールの書き方」や「お断りメールサンプル」を活用してみてください。
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基本は連絡なしでOK!フェードアウトが普通です
まず、そもそもの話になりますが婚活でお断りメールを送る必要はあるのか?ということです。
正直なところ僕は「必要ない」と思っています。
(あなたがそうでなくても)婚活は並行が基本であり、切って切られてが日常なのでわざわざお断りの連絡を入れる必要はないと思っています。連絡頻度が落ちたり、誘っても乗って来ないと「難しそうだなぁ」とある程度察することができるんですよね。

これが婚活なんだと理解できていればわざわざ断りの連絡を入れる必要もありません。徐々に連絡頻度を落としてフェードアウトする…ある意味でこれが一番軋轢を生まない無難な終わり方だと思います。
なので基本的にはお断りの連絡は必要ないので送りたい人だけが送ればいいと思います。
「どうしてもお断りの連絡をちゃんとしたい」「ちゃんと断らないとスッキリできない」という人だけがやればいいと思います。
ちゃんと断るのは「最後の優しさ」でもそんな優しさはいらない
ちゃんとお断りすることのメリットは「自分がスッキリできる」というのもありますが、何より「相手がスッキリできる」のが良いのだと思います。仮に相手が好意を持ってくれているのであればハッキリと断られた方が諦めがついて切り替えができますよね。これはある意味で最後の優しさなのかもしれません。
ただ、この「相手のため」というのは実際のところ余計なお世話でもあります。相手の気持ちなんて本当のところはわからないですからね。「相手のためにしっかり伝えなきゃ」と思っているのであれば、それはただのうぬぼれかもしれません。

ないならないで黙って切ってくれれば察することができるのが婚活です。これが結婚相談所などより真剣度の高い婚活であればまた話は別ですがマッチングアプリにおいてはわざわざお断りのメールを送る必要はないと思っています。(そもそも相談所はアドバイザーが間に入るのでその辺りのことは仲介してくれるんですけどね)
「何度も会った相手」や「会う約束をしている相手」、「一線を超えた相手」でもない限りは基本FOでいいと思います。
ただ、ある程度察することはできてもハッキリと断られていないと諦めきれない人や諦めるのに時間がかかってしまう人もいますからね。お断りメールをする必要はないと思っていますがやっぱり理想はしっかり送るべきだとは思います。
でも送らなくても済ませることもできるのでこの辺りは個々人の性格によるところも大きいのでモヤモヤが残る人だけがハッキリと伝えるようにすればいいと思います。
強制でもなく、義務でもないので割り切って次に進むのも僕はありだと思っていますし、わざわざメールを送るのも手間なので特定の場合を除いては基本的には必要がないと思っています。
僕が会った女性との終わり方全部まとめました!
僕の婚活は一旦成功という形で幕を閉じていますが、付き合うに至るまでに何人もの女性と切って切られてを繰り返していますし、付き合うことになった後も連絡の続いていた女性を切っていく過程がありました。
振り返ってみると基本的に会う前の女性であれば明確なお断りの連絡はなく、連絡が遅くなった末にFOされたり、ある日突然メールが届かなくなる、これが100%でした。ガチで100%です。
実際にお会いした女性との終わり方は以下の通りです。
メガちゃん | FO |
なーさん | CO |
瞳さん | FO |
育ちゃん | CO |
春ちゃん | CO |
山田さん | CO |
Tさん | FO |
クリちゃん | FO |
こんなもんですよ、現実は。唯一山田さんからは初面接直後にお断りのメールをもらいましたがそれ以外の女性は自分からも女性からもお断りのメールなんて一切ないわけです。全員FOかCOです。三回以上会ったメガちゃんでさえ僕はFOしてしまいました。
本当は春さん、なーさん、メガちゃんにはちゃんとお断りのメールを送ろうと思っていたんですが、
春さんは次のデートを誘われて「どうしたものか」と悩んでいるうちに1週間が過ぎ、返すに返せなくなり結果的にCO(唐突だったのでCOですよね)。
なーさんは話を進めると会うことになりそうな雰囲気が面倒で頻度を落としていたらある日突然のブロック、ラインの既読がつかなくなりました。
メガちゃんには「お付き合いする人ができた」との旨をメールに書き、あとは送るだけの状態まで準備したものの送れず…故意的に連絡頻度を落としFOという形に至りました。

あとの会ってない人はもれなく全員FO・COをした、された形になります。悲しいことに婚活において切って切られては当たり前なんですよね。いちいち気にしていたらやってられません。
具体的なお断りメール(ライン)の書き方
それでは実際にどんなメールを送ればいいのか、お断りメールのサンプルを用意しました。基本的にコピペで使えるようになっていますが相手の女性に合わせて細かい部分を修正して使ってみてください。
お断りメールの書き方で調べたサイトをヒントに「そんな丁寧じゃなくてもいいだろ」ってところを軽めにした内容になっています。
先にもお伝えした通り基本的には送る必要のないメールなのであまり考えすぎないようにするのがいいと思います。僕みたいに送ろうと思ったけど結局送れなかった奴もいるんです、送ろうと思っているだけあなたは心優しい人だと思いますよ。
- お断りメールを送るタイミング
- お断りメールに書く内容
お断りメールを送るタイミング
まずお断りメールを送るタイミングですが、二人のその時の関係性によって多少送る内容変わってきます。
主にお断りメールを送りたい人が送るべきタイミングは以下の3点になります。
- 会う約束をした後
- 一度会った後
- 何回か会った後
あとは特殊な例としては、
- 告白された後
- 身体の関係を持った後
くらいですね。
お断りメールに書く内容
人によって書く内容に細かな違いはありますが、基本的にどのタイミングでもお断りメールの内容はほとんど変える必要がなく使い回しが利きます。
- お断りの意思
- お断りの理由
- 感謝の気持ち
を伝えればいいだけです。
突然のご連絡になってしまいましたが、この度お付き合いする方ができたのでこれからは○○さんと連絡を取り合うことができなくなりました。
急な話で申し訳ありません。今までお相手して頂き感謝しています、ありがとうございました。
こんな具合ですね、かなりあっさりですがごくごく簡単に断るならこれで十分です。

お断りの意思
しっかりと今後は連絡を取り合ったり、会ったりすることができないことを伝えます。
お断りの理由
「なぜお断りされるのか?」をしっかりと伝えておきます。
本当でも嘘でも婚活においては「お付き合いする方ができた」が明確な理由になります。突然でも何でももっともらしい理由として使え、一番角が立たない理由になります。嘘も方便ですね。
感謝の気持ち
断ることになった場合でもこれまで連絡を取り合ってくれたり、会ったりしてくれていたことに感謝の気持ちは述べておきましょう。「楽しかった」など相手を悪い気にさせないのも綺麗にお別れする上で伝えておいて損はないですね。
その他お断りメールのコツ
文章を柔らかくする
これだと唐突な印象があるので簡単な挨拶や文章の繋ぎに適当な語句を入れて文章を柔らかくした方がいいです。
突然のご連絡になってしまいましたが、この度お付き合いする方ができたのでこれからは○○さんと連絡を取り合うことができなくなりました。
急な話で申し訳ございません。今までお相手して頂き感謝しています、ありがとうございました。
文章はほぼ同じですが前置きなどを置くだけで随分文章が柔らかくなります。なるべく角が立たない様にお断りするのも綺麗に別れるためには大切ですね。
「お祈り」は必要ない
いい人が見つかることを願っています。
これ、余計なお世話ですよね。就活のお祈りメールが嫌われるように、婚活のお祈りメールも余計なお世話なので送る必要はないと思います。お祈りではなく感謝を伝えればOKです。
あまり強い言葉を使わない
「ない」と感じてしまいました。
ハッキリ「ない」と感じたとしてもそれを相手に伝えるにはストレート過ぎます。自分がされて嫌なことはしない方がいいのでオブラートに包んで角が立たないように優しく伝えるのもトラブルを避けるために大切です。
「婚活 お断りメール」なんかで検索して出てくる内容に比べればすごくあっさりした内容だと思います。
でもマッチングアプリでの婚活のお断りメールなんてこの程度で十分です。
もちろん二人の関係性にもよるのでこういった内容を送るというのをベースにあとは個々人によってもう少し丁寧に気持ちを伝えたり、臨機応変に対応していけばいいと思います。
ベースとしてはこれくらいでOKだということです。変に長々と文章を書かなくてもしっかりと伝えるだけで誠意を感じてくれる人は感じてくれるはずです。
婚活は結局のところは奪い合いのゲームでもあるので納得するしないにしても「やめざるを得ない理由」ができてしまえば切るしかないということです。
このメールは「会う前(会う約束をした後)」「一度お会いした後」「何回か会った後」すべてのタイミングで使えます。
一度会った直後のお断りメール
ただ、一度お会いした直後というのは「会ってみて違った」という場合もあるのでそんな場合は、「価値観の違い」や「恋愛のイメージが湧かない」ことを理由にお断りをすると良いと思います。
楽しかったです。ただ、○○さんはとても良い方だと思いましたが恋愛としては違うかなと感じてしまいました。ごめんなさい。
こんな具合でOKです。

タイミング別お断りメール(ライン)サンプル
上で紹介したお断りメールの書き方で書いた婚活のお断りメールサンプルです。
万人向け
突然のご連絡になってしまいましたが、この度お付き合いする方ができたのでこれからは○○さんと連絡を取り合うことができなくなりました。
急な話で申し訳ありません。今までお相手して頂き感謝しています、ありがとうございました。
一度会った後
楽しかったです。ただ、○○さんはとても良い方だと思いましたが恋愛としては違うかなと感じてしまいました。ごめんなさい。
基本的には「恋人ができた」と「価値観の違い」この2パターンを用意しておけばどんなタイミングでもお断りは可能になります。変に色々な理由を考えるのも手間なのでなので使い回しの利くこの2つのテンプレートを使ってお断りメールを送りたい時や送りたい人にだけ送るようにすると良いでしょう。
そんなに畏まる必要はない
一応僕も最初はお断りメールを送ろうと思っていた人間なのでGoogle先生に「婚活の断りメールの書き方」なんかを聞いてみたけど、答えがなんかちょっとずれてるんですよね。何というか丁寧過ぎる…。サンプルが用意されていたけど婚活マッチングアプリであんな丁寧なメールは普通送らんだろと…数回会った程度ではそんな深い関係でもないぞ…と。「お前本当に婚活やってんのか?」と甚だ疑問に感じてしまいました。正直「送ってない」って人の方が余程信用できましたね。
ほんと送ろうと思うけどなかなか送れないんですよね、実際。
まとめ
基本的にマッチングアプリでの婚活は「お断りを入れる必要はない」です。
婚活の中でも比較的気軽に出会えるのがマッチングアプリです。あまり深く考えすぎず、ないと思ったり、切りたいと思ったら徐々に連絡頻度を下げ、物言わずFO(フェードアウト)していく方がほとんどです。さらに手間ならCO(カットアウト)ですね。
FO(フェードアウト)やCO(即切り)の方法やコツは以下で解説しているのでお断りメールではなく、そちらを実践してみるのが良いと思います。お断りメールは人によっては「誠意」ではなく「余計なお世話」に感じてしまう場合もありますからね。